リスケジュール(条件変更)


リスケジュール(条件変更)

住宅ローンを組んだ時と比べて、所有者の収入状況や、市場の金利状況は変わっていることが考えられるため、住宅ローンの見直しは定期的に必要です。
例えば、子供が独立して教育負担が減り、ローンの負担が軽くなったという方もいれば、給料カット等により収入が減少しローンの負担が重くなったという方もいるでしょう。
しかし、現在の日本の景況悪化により見直しを考え始める方の多くは後者です。住宅ローンの負担が家計に重くのしかかってきた、どうにかしてほしい。というようなご相談が急増しています。

そのような方のために住宅ローンの見直しについてどのような方法があるのか、どのようなメリットがあるのかをここで少し説明させていただきたいと思います。住宅ローンの見直し方法には、主に「借換え」、「繰上げ返済」、「返済方法の変更」があります。



金融機関との交渉


住宅ローンの返済については、現在利用中の金融機関と交渉することによって、支払期間を延長して月々の返済額を減らしたり、ボーナス払いの額を減らしたりしてもらうことができます。
ただし、誰でも変更してもらえるわけではなく、金融機関は、支払う人(債務者)の、それまでの支払実績や収入状況などを審査するものと思われます。
過去に住宅ローンを延滞したことがある場合は、返済条件を変更してもらうことは難しいでしょう。  支払期間を延長してもらうことによって毎月の返済額やボーナス払いの額は減りますが、利息などの関係から数十年間で金融機関に支払う住宅ローンの総支払額は増えます。
総支払額が減るようでしたら金融機関にとって何のメリットもないのでそのような変更はしてもらえません。借金自体の減額はしてもらえないということです

返済が滞る前に

リストラなど、会社の倒産の危機になったら住宅金融支援機構返済については遠慮せず、代理店金融機関と相談をしてください。代理店が駄目なら直接支店と交渉することをお勧め致します。住宅金融支援機構は日曜日でも相談出来る窓口を開設しています。
制度金融ですので返済期間の延長など対策は色々ございます。 


当事務所は住宅ローンを負担している方の債務整理を多数取り扱っております。
返済が厳しくなった理由をつきとめ一緒に解決いたします。