住宅ローンをお持ちの方

リーマンショックやデフレ不況など日本の景気は以前と比べて確実に悪化しています。ボーナスカットや残業代のカット等、ローンを組んだ時の予定より収入が減少しているため住宅ローンを延滞してしまう等、多くの方の悩みの種になっているようです。
せっかく手に入れたマイホームです。手放さずにローンを返済していきたいところです。
そこで、マイホームを手放すことを考える前に以下の3つを検討してみてください。
(1)住宅ローンの見直し
(2)支出削減
(3)収入

家庭で節約や収入アップを図ってみても難しい場合は、住宅ローン自体の見直しをおこないましょう。

まずは、融資を受けた銀行などの支店に相談してみてください。返済の一部猶予返済期間の延長などができる場合もあります。最近では、住宅ローン返済に困っている人が増えているため、金融機関側も対策を考えているようです。延滞してしまう前にまずは一度、相談に行きましょう。また、住宅ローンの見直しには、「金融円滑法」というものもあります。

まずは、一番身近いところからの見直しです。不要な家計の支出が増えていないか、もっと節約できるところは無いか探してみてください。
例えば、生命保険料のプランの見直しや購入している金融商品の再検討。また、意外と盲点なのが通信費です。インターネット料金や携帯電話、固定電話のコース変更はすぐに出来る節約の一つです。最近ではインターネット、家族の携帯電話、固定電話を一括して申し込むと割安になるプランなどもあるようです。この方法だと請求書もまとめて送られてくるのでどれだけ通信費にお金をかけているのかわかりやすく見直しやすいでしょう。
一度ご家族で話し合いの機会を設けてみてください。

ご家族の協力のもとパートやアルバイトで収入が得られるか、検討してみてください。両親の年金や子供手当て等をあてにするのは、あくまで一時的なものです。安定的に収入を増やす方法を考えてみましょう。
家計の見直しや、収入アップも考えた、融資を受けた金融機関に相談もした。けれども、住宅ローンの返済を続けることは難しいという方は、任意売却などを検討した方が良い場合もあります。収入状況や住宅売却価格、ローンがどれだけ残っているのかを冷静に検討することが必要です。しかしご自分では、冷静に的確な判断が出来ないと不安に思われる方も多いことと思います。

どういう解決方法を選択するのがよいのか、迷われたり悩まれたりしている方は、住宅をお持ちの方の多数の債務整理実績のある一度当事務所までお気軽にご相談ください。